#NEWS

2021.12.27

YEAR END
GREETING
2021

 今年も残すところわずか。
2021年も2020年から続くパンデミックの中でできることを精一杯やってきました。スタジオワンダーではこの状況下でも、ありがたい事にたくさんの仕事をいただき業務に打ち込み、そしてスタッフ誰一人としてコロナに感染することなく、健康に過ごせたことを感謝したいと思います。
 2022年のお仕事もたくさんいただき、準備をしている最中です。仕事の流れから2022年はみなさん飛躍の年になるのではないでしょうか? 明るい一年になることを願っています。
 年末の事ですが、2020年は中止となったため二年ぶりの開催となった札幌アートディレクターズクラブの年鑑掲載のデザイン審査会に43作品の出品をしました。開催していただいた運営のみなさんありがとうございます。2020年からSTUDYしてきた3DやAR、モーション、プロダクトなどを多く出品しましたが、それらで金賞2つと、パープルダリアの空間デザインで銅賞いただくことができました。入選率では27の賞候補と36の入選をいただくことができ、出品中83%が入選、63%が賞候補という結果。二年間分の審査会で新しいことを取り入れてやってきたことがどう評価されるのか、素直に直視してみたいと思い多く出品しましたが、大きな反省もありますが悪くはない結果だったのではないかと思います。そしてスタッフとともに新たに学び取り入れたことを評価いただけたことを嬉しく感じています。今年は事務所としてもチームでの制作を強化することを進めてきましたが、その仕事の一つとして、受賞とまではいきませんでしたが炭リッチのデザインなどが賞争いに絡むなど健闘でき、新たな形での将来性も感じることができました。来年も引き続き事務所全体でのクオリティ向上をさらに意識した制作を行っていきたいと思います。個人的にはタイポグラフィーとレイアウトを課題に事務所を引っ張っていけるよう頑張っていくつもりです。ただ、あくまでも北海道のデザイン審査会であり、出品した人の中での選出という小さな枠での審査となるため、この結果に甘んじることなく、日本・世界ともっと広い視野でデザインで社会をどう面白くできるのか、ビジネスに貢献しているのか、もっとできることがないのか、自分たちの存在意義が感じ取られているのか自問自答を繰り返していきたいと思います。
 そして世の中を相手にした際にグラフィックへの関心は年々薄れているようにも思います。デザイナー以外もグラフィックに興味を持ってもらえるように何か新しいこと、ビジネス内での効力向上をしなければいけないとも思うので、チャレンジしていきたいと思います。

 まだまだコロナの収束は訪れず、オミクロン株の感染拡大も予想されます。みなさん感染にはくれぐれもお気をつけて、心身共に健康な新年をお迎えください。僕は来年出会う仕事と、自分たちの成長にドキドキワクワクしながら新たな年を迎えたいと思います。そしてみなさんと来年お会いするのを楽しみにしています。

2021年
入賞・入選
・札幌アートディレクターズクラブ 年鑑2021
 Web・インタラクティブ部門 金賞
 ジェネラルグラフィック(立体)部門 金賞
 環境部門 銅賞
 他賞ノミネート・入選多数

・年鑑「Graphic Design in Japan」2020
 手包餃子とお酒 マーラーパーラー 複合部門入選、JAGDA賞候補選出
 みんなバランバラン ジェネラルグラフィック部門 入選、えぐちりか審査員This One!選出

・TOKYO TDC賞 2021
 MALA PARLOR ブランディング 入選

・日本サインデザイン賞 2021
 薄野喫茶パープルダリア 入選

・TAIWAN INTERNATIONAL GRAPHIC DESIGN AWARD
 だて地域生活支援センター ロゴ 入選・ファイナリスト


書籍掲載
・TOKYO TDC VOL.32
・デザイン配色解剖
・Graphic Design in Japan 2021
・信頼・誠実を大切にする 業種別ロゴのデザイン
・ターゲットの心を掴む スタイルのあるブランディングデザイン
・TYPOGRAPHY NOW
・AXIS vol.210
・MdN デザイナー ズファイル 2021



年末年始の休業 2021年12月27日 – 2022年1月3日