#STUDY

2021.11.09

STUDIO WONDER
LIGHT SIGN

SW行灯 | STUDIO WONDER

  STUDIO WONDERのロゴサインを作ってみました。サイトをリニューアルした際にスタジオワンダーのロゴを少しマイナーチェンジしたのですが、これはロゴタイプのクラフト性を排除し、よりシンプルな書体に変更することで、余白や吸収力の向上、さらに強い個性を持たせないことで、フラットに時代を捉える姿勢を表現したものです。

 このロゴは「デザインスタジオ」らしさを目指した形で、Sの箱の形状をしています。サインデザインやインテリアデザイン、プロダクトデザインや3Dグラフィック、モーショングラフィックスなど幅広い領域に踏み込んでいる最近の活動も、やはりこのロゴが表す姿勢の上での進化だなと感じ、それでは形にしてみようと思い、箱型サインとしてロゴをプロダクト化しました。
 今回のSTUDYでは、1.まずロゴをモノ化(サイン化)するためにロゴの図面化、そしてモデリング、2.立体サインとして製作、3.出来上がったものを撮影、4.撮影したものに合わせてさらに3Dの調整、5.WEBの扉に。というところまでを流れとしてやってみました。3Dがあれば、WEBでの発表はわざわざモノ化しなくてもいいのですが、サインの考え方としてロゴをそのまんま立体物として作ることで、必要がないけど面白いから価値があることを感じられたり、それがデザインができることなのではと確認したり、モノにすることの良さに気づけることもある、と考えを深められることができました。もちろんサインの研究にも。

SW行灯 | STUDIO WONDER

 このイメージはサイトへの訪問時にPCは3D、スマホは3Dとプロダクト写真が登場する仕様になっています。3Dやプロダクト、サイン、WEBや広告、ARなど、様々なメディアを横断しながら自由にデザインで飛び回っていけるように、モデリングの研究などもさらに進めていこうと思います。いろいろ一緒にやってみようと思われた方はぜひ、3D、モーションなどもお問い合わせください。