JR TOWER 南口ウィンドウディスプレイ

DIRECTION:(株)丹青ディスプレイ
CONSTRUCTION:(株)丹青ディスプレイ
GRAPHIC DESIGN:野村ソウ
MOTION:西内寛大

 札幌駅南口の4面ディスプレイのデザインを担当いたしました。ディレクションと設計・施工は丹青ディスプレイ様です。丹青ディスプレイ様にお声をかけていただきコンペを経て製作までいたったプロジェクト。

 コンセプトはJR TOWERが発刊している「JRタワーアートシーン(映画や音楽を含め、JRタワーを舞台にしたさまざまなアート情報を発信する無料季刊誌)」にも寄稿させていただいていますが以下の通りです。
 タイトル「Change is beautiful」。
 ”多様に変化する人々の価値観を優しく包みこむ。価値観の複雑化が進行する現代社会が世界的なパンデミックにより、様々な変化を強いられることとなりました。変化する時代と事象を許容し、その中で新たな楽しみを見出すことで、より良い時代を作っていくことが今、求められていると感じます。
 生活、価値観の多様性を受け入れ楽しむ行為の中心に消費があり、新たな消費活動を優しく包み込む存在として、JR TOWERは機能し、変化を心地よく促す場所になっていくイメージがディスプレイに込められています。
 変化し続ける生活や価値観は、美しいとものへの成長だと捉え、暖かい心でそれを許容しあえる世の中に育って欲しいという期待も込められています。”

 ディスプレイだけではなく、このデザインの趣旨・コンセプトを考えていただけるように、モーションも制作させていただきました。動き変化することで誰かの目に留まり、個性やコンセプトをより強くを伝えることができるモーションは、このディスプレイデザインのコンセプトに対しても、とても効果的だと感じています。
 1日も早くウィルス蔓延が収束し、明るい気持ちで希望を持ってみなさんがそれぞれのやりたいことに思いっきり打ち込める日が来ることを望んでいます。札幌駅を通るみなさんにご覧いただき、何かを感じてもらえたら嬉しいです。

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